ネコたんの病気 5
腎臓、膀胱、尿道のそれぞれが、細菌の感染を受けて起こす症状については、前項を参照してください。
感染の起こり方に2種類ありますから、それについて説明します。
第一は、外陰部が不潔であったり、口腔内感染がある猫が舌で外陰をなめることによって、尿道にまず最初の感染があり、それから膀胱から腎臓へと順次、内臓へ深く入り込んでゆく、上行性の感染。
心臓や他婁・泌尿器の病気の内臓器官に最初の感染があって、その細菌が血液やリンパの流れにのって腎臓に移ってきて感染し、これが膀胱から尿道へと広がって行く下行性の感染経路をたどるものとがあります。
感染症ですから、生活環境や体、とくに外陰の周囲を清潔にすることです。
うすめの逆性石鹸液やクレゾール石鹸液で下腹部をきれいによくふきます。
口腔内感染があれば、ヨードグリセリンをひたした脱脂綿で口内をていねいに消毒します。
発熱が続くと体内の水分の不足を招きますから、飲み水を充分に与えます。
抗生物質の投薬がよく効きます。