ネコたんの病気 3
血尿は、数多い泌尿器疾患が持つ症状の中の一つの症候ですから、出血の原因をつきとめて、その原因に対する手当をすることが肝心です。
長期間、血尿が出ていると、当然、貧血を起こし、衰弱することは間違いありませんから、猫の栄養状態には、特に細心の注意を払います。
レバーなど増血を促進する食物は、調理を工夫して、何とか猫に食べさせたいものです。
腎不全には、急性な経過をたどるものと、慢性にじょじょに進行してくるものの2っのタイプがあります。
その理由は、腎臓機能障害の原因である病気の種類によって違った経過を示すからです。
感染性の腎疾患で腎臓自体が小さく萎縮してしまったり、腫瘍ができたために腫瘍の発育につれて腎臓の正常に働ける部分が異常.に減少してしまったり・・・
水腎症のように、腎臓の組織の中に多量の尿が空洞を作るようにたまってしまうと、血液を濾過して、尿の成分を血液から取り出して尿にして排出しながら、きれいになった血液を体全体へ送り込むという腎臓本来の働きが鈍ってしまって、透析を受けない限り、猫はもはや生き続けるべき方途を失う結果になってしまいます。