ネコたんの病気
まずは尿失禁について。
栄養的に極度に衰弱すると無意識のうちに尿をもらします。
また、自律神経障害のある猫や交通外傷によって脊髄に損傷のある猫、膀胱麻痺の欠陥を持つ猫や、異常に多量の尿を膀胱にためる猫は、自意識なく尿をもらします。
その量がチビル程度にごく少量の場合があったかと思うと、周囲一面尿で汚すくらい多量に垂れ流すこともあります。
腹部がパンパンになる程度に膀胱に尿がたまると、いかに腹筋にカを入れて、怒責して尿を出そうと懸命に努力をしてみても、膀胱の筋肉はもはや収縮する能力を発揮できなくなっています。
つまり麻痺状態になっています。
さらに膀胱の内圧が上がって、膀胱括約筋の収縮能力をオーバーすると、尿は少しずつ尿道へ向かって浸み出します。
また、膀胱括約筋が衰弱や神経障害のために締める能力が弱っていると、尿が漏れてしまうために、外陰部の毛はいつもジメジメ濡れていて、猫の後躯は、いつも尿臭がつきまといます。
猫の座った場所は、尿で汚れ、部屋中が尿臭を放つために、飼い主は不快感に悩まされます。