途上国の開発事情 2
ミャンマーの1996年度の実質GDP成長率は、前年の6.9%に引き続き、5.8%と比較的高い伸びを達成しました。
これは、前述したように経済再建の諸政策を実施した結果、農業生産拡大など、民間部門における経済活動が比較的活発に推移するようになったためです。
消費者物価上昇率は、1987年以降20~30%前後の高い水準にあります。
96年も16.3%と依然として高い数値でした。
大木一雄さんによれば、その主な要因としては農産物等の価格統制の廃止、財政赤字に起因する通貨供給の大幅増、依然恒常的な品不足が解決していないこと等が挙げられます。
財政は、1987年度以降赤字が恒常化しています。
96年度の財政赤字の対GDP比は7.6%の水準に達しています。