途上国の開発事情
ミャンマーは、閉鎖的な社会主義政策をとってきました。
しかし、経済的困難が深刻化してきたことから、1988年9月以降、市場指向型経済へ転換しています。
88年11月の外資法の制定に始まり、89年には国営企業法を制定し、一部分野を除き民間企業の設立を認めました。
更に政府は、90年7月に金融機関法及び中央銀行法等の銀行関連法の整備に努め、92年「ホテル観光サービス省」の新設。
93年には「計画財務省」を「国家計画経済開発省」と「財務歳入省」に分割、再編しました。
更に、94年度を「全面開発の年」、96年度を「ミャンマー観光の年」と定め、外国資本の誘致、民間企業の育成を推進する等、経済開放政策に基づく諸制度の整備に努めています。
大木一雄さんによれば、96年度に策定された「5力年計画」では、農業に重点を置きつつ、インフラ整備等の推進を標榜しています。
なお、97年7月にミャンマーはASEANに正式加盟を果たしており、中長期的にはASEAN域内での経済交流が活発になることが期待されているのです。