価値のある本
H.A.レイ文・絵/光吉夏弥訳/岩波書店刊
大学生や大人の方と絵本の思い出ぱなしをしていますと、「ほら、あの黄色い表紙のおさるのジョージの本!」という言葉をよく耳にします。
子どもはいたずら好きです。
しかもいたずらは教えられてするものではなく、子どもの自発性(?)がもっともよくあらわれる遊びそのものです。
教えられてする遊びは、遊びのもつ本来の意味を失うといわれますが、この絵本の主人公の小猿、ジョージの無類のいたずらは、自由奔放でいきいきとした明るいユーモアをとおして、子どもに生きる夢と力とを感じさせてくれます。